GitHub EnterpriseのIssuesで、タスクリストによるIssuesのトラッキングができる場合とできない場合があったので試してみた
GitHub Issuesでは、タスクリストによるIssuesのトラッキングができます。
このトラッキングについて、できる場合とできない場合があります。この違いを試して調べてみました。
おすすめの方
- GitHub EnterpriseのIssuesで、タスクリストによるIssuesのトラッキングをしたい方
注意
本記事で紹介している内容は、Sub Issuesの機能ではありません。(本記事の画像ではSub Issuesが有効になっていますが、有効前の状態でも同じ動作でした。)
- GitHubのSub-Issues機能(Public Preview)を試す | DevelopersIO
- Evolving GitHub Issues (Public Beta) - GitHub Changelog
最初に結論
- 個人アカウントのリポジトリでは、すべての書き方でトラッキングができました。
- Organizaitonのリポジトリでは、タスクリストへのIssuesの書き方で変わりました。(Enterprise)
トラッキングができる書き方
- [ ] #146
- [ ] GH-147
トラッキングができない書き方
- [ ] https://github.com/your-organizaiton/repository/issues/145
- [ ] your-organizaiton/repository#148
実際に試してみる
メインとなるIssueを作成する
適当に作成します。
トラッキング対象のIssueをいくつか作成する
こちらも適当に作成します。
メインのIssueにあるタスクリストを更新する
異なる方法でIssueを参照します。
- [ ] https://github.com/your-organizaiton/repository/issues/145
- [ ] #146
- [ ] GH-147
- [ ] your-organizaiton/repository#148
それぞれのIssueを確認する
URLの場合: トラッキングなし
- [ ] https://github.com/your-organizaiton/repository/issues/145
Issue番号の場合:トラッキングあり
- [ ] #146
GH-Issue番号の場合:トラッキングあり
- [ ] GH-147
organizaiton/repositoryとIssue番号の場合:トラッキングなし
- [ ] your-organizaiton/repository#148
さいごに
あとあと気づきましたが、Enterpriseのドキュメントには、「Navigating tracked issues」の項目がありません。つまり、現状のトラッキングができる状態がそもそも想定外かもしれません。今後はSub Issuesの機能が一般公開されると思われるので楽しみですね。