GitHub EnterpriseのIssuesで、タスクリストによるIssuesのトラッキングができる場合とできない場合があったので試してみた

GitHub EnterpriseのIssuesで、タスクリストによるIssuesのトラッキングができる場合とできない場合があったので試してみた

タスクリストの書き方で結果が異なりました。
Clock Icon2024.10.29

GitHub Issuesでは、タスクリストによるIssuesのトラッキングができます。

13_github_issue

このトラッキングについて、できる場合とできない場合があります。この違いを試して調べてみました。

おすすめの方

  • GitHub EnterpriseのIssuesで、タスクリストによるIssuesのトラッキングをしたい方

注意

本記事で紹介している内容は、Sub Issuesの機能ではありません。(本記事の画像ではSub Issuesが有効になっていますが、有効前の状態でも同じ動作でした。)

最初に結論

  • 個人アカウントのリポジトリでは、すべての書き方でトラッキングができました。
  • Organizaitonのリポジトリでは、タスクリストへのIssuesの書き方で変わりました。(Enterprise)

トラッキングができる書き方

- [ ] #146 
- [ ] GH-147

トラッキングができない書き方

- [ ] https://github.com/your-organizaiton/repository/issues/145
- [ ] your-organizaiton/repository#148

実際に試してみる

メインとなるIssueを作成する

適当に作成します。

01_github_issue

トラッキング対象のIssueをいくつか作成する

こちらも適当に作成します。

02_github_issue

03_github_issue

04_github_issue

05_github_issue

メインのIssueにあるタスクリストを更新する

異なる方法でIssueを参照します。

- [ ] https://github.com/your-organizaiton/repository/issues/145
- [ ] #146 
- [ ] GH-147
- [ ] your-organizaiton/repository#148

11_github_issue

それぞれのIssueを確認する

URLの場合: トラッキングなし

- [ ] https://github.com/your-organizaiton/repository/issues/145

12_github_issue

Issue番号の場合:トラッキングあり

- [ ] #146 

13_github_issue

GH-Issue番号の場合:トラッキングあり

- [ ] GH-147

14_github_issue

organizaiton/repositoryとIssue番号の場合:トラッキングなし

- [ ] your-organizaiton/repository#148

15_github_issue

さいごに

あとあと気づきましたが、Enterpriseのドキュメントには、「Navigating tracked issues」の項目がありません。つまり、現状のトラッキングができる状態がそもそも想定外かもしれません。今後はSub Issuesの機能が一般公開されると思われるので楽しみですね。

参考

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